酒造り 酒造り
Craft

「爽 飫肥杉」や「神武」をはじめとする当蔵の焼酎・リキュールは、南九州の豊かな大自然の恵みをたっぷり受けて育ったさつま芋をはじめとするこだわりの原料を、蔵内に湧き出す名水「榎原湧水」で仕込んでいます。1894年(明治27年)の創業以来、地域に根ざし地域と調和した酒造りを続けております。

神領から湧き出る名水。

当蔵の片隅に静かに佇むご神木、樹齢数百年と伝わる大きな樫の木の根本から豊富に湧き出す水。
縁結びの神様として知られる「榎原神社」の摂社、「桜井神社」の地下深くより噴出しこの場所から地表に湧き出ると伝わるこの水は、 “桜井さまからのもらい水”通称「桜井水」として古来より地域の人々に親しまれ、その命と生活を支えてきました。
旅と酒を愛した流浪の俳人・種田山頭火がそのうまさに感激したこの湧き水は、1993年(平成5年)に「榎原湧水」として「宮崎の名水21選」に選定されました。

受け継ぎ、守りゆくもの。

井上酒造の酒造りに欠かせない名水「榎原湧水」は、一日あたり約380トンもの湧出量を誇ります。
水温は年間を通して約15~17度と安定しており、雨の降らない日が長く続いても決して枯れることなく、またどんな台風や大雨でも濁った事がありません。
全家庭に水道が普及した今でもご近所の方々がこの湧き水を汲みにきてくださり、中には車を走らせてはるばる遠方から来られる方も。
この豊かな水源を守り抜き未来へ伝えていく事も当蔵に課された重要な社会的責務のひとつです。

焼酎造りは畑から始まる。

芋焼酎造りに必要な原材料はとてもシンプルです。さつま芋と米麹、そして水だけ。だからこそ当蔵ではひとつひとつの原材料へこだわりを大切にしています。
さつま芋は契約農家で大切に育てられた南九州産さつま芋を使用。麹造りに使う米は含有水分量が少なく麹造りに好適とされるタイ産の長粒米。仕込み水と割り水には当蔵が誇る「榎原湧水」を全量使用しております。
安全・安心な焼酎・リキュールを皆様にお届けするため、原材料の安全性にも最大限配慮しながら日々焼酎を造り続けています。

杜氏紹介米良 雅博  Masahiro MERA

地元南郷町の出身で幼少時より井上酒造を遊び場として育つ。愛知県のバイオ関連の企業を経て井上酒造に入社。製造課・製品課の責任者を務めるかたわら、キャビア事業の統括責任者としてチョウザメ養殖の立ち上げに携わる。「麹菌もチョウザメも生き物。懸命に手をかければ必ず応えてくれる。」というのが信条。井上酒造の事は隅から隅まで知り尽くしており、酒蔵見学やメディア取材時の説明の分かりやすさには定評がある。

杜氏:米良 雅博

製造工程や商品のこだわりを実際に蔵でご案内します。
見学は無料ですので、ご希望の方はお電話もしくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。